客から著しい迷惑行為や理不尽な要求を受けるカスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題化しています。行政も対策に乗り出すなか、消費の最前線であるコンビニ業界はどう向き合っているのでしょうか。ローソンの竹増貞信社長(54)に聞きました。
主要100社景気アンケート
朝日新聞が今月実施した「主要100社景気アンケート」で、各社の経営陣にインタビューした内容を随時配信します。
――カスハラについて、どう捉えていますか。
「大きな問題だ。厚生労働省が策定した対策マニュアルも参考にしながら、ローソンとして独自指針のようなものをきちんと作り、オーナーや店長としっかり共有して、適時適切に対応を取れる体制を作らないといけない」
――独自指針はいつごろ作る予定ですか。
「この夏にもまとめたい。お…